【読了】図解 問題解決力が身につく!論理的な考え方
- 作者: 西村克己
- 出版社/メーカー: PHPエディターズグループ
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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最近はマンガばかり読んでサボっていました。息抜きは大切と思い長い息抜きをしてました。
きっかけ
最近仕事で、問題を洗い出したり、問題を課題化するような取り組みが多かった。問題を課題化する過程で自分自身のロジカル・シンキング能力の低さが露呈して、うまく問題発見であったりその課題化ができなかったので、ロジカル・シンキングなるものをちょっと勉強してみようとおもったのがきっかけ。
この本を選んだ理由
技術書はかれこれ何十年も買っているので、本を選ぶ基準はある程度決まっていたり勘所がわかったりするのだけど、この手の本はどういうものがいいかわからなかった。なので以下の観点で本を選んだ。
- 薄い
- 簡単そう
- 絵が多い
- 安い
- とっつきやすそう
本書の内容
本書は以下の7章で構成されている
- 論理的な考え方を身につけよう
- 体系的にとらえる思考法
- 発想を広げる思考法
- 分析力を高める思考法
- 解決策を見つける思考法
- 説得する思考法
- 図解する思考法
1章は導入で、考え方とか心構え、論理思考の効能?などが書かれている。
2章以降はそれぞれの章で完結していて、論理思考をする上でのテクニックやフレームワークの紹介が例を用いて紹介されている。
オススメな読み方
基本的には章毎に完結している内容なので、特定の章だけ読んでもそれなりに理解できる。ただ、1章だけは共通の考え方とか心構え的な内容なので、始めに1章を読んでおいたほうが良いと思う。僕ははじめから最後まで通しで読まないと気がすまないタイプなので、通しで読んだが、内容が難しくないのでさらっと読めるとはいえ、まぁ本を読むことってそれなりに時間を取られてしまうので、時間がない人は1章だけ読んで、その後気になる章を読めば良いと思う。
感想
内容的には薄く広く、初心者向けという感じの内容で、さらっと読めるし、なんとなーく雰囲気をつかむには良い本だと思う。できているかどうかは置いといて、普段から考えていたり、意識していたりしていたことが書かれていたので、物足りない感はあったものの、とはいえフレームワークとか図とか情報の整理の仕方とか、新たな気付きがあったのも事実なので、入りとしては良かったのだと思う(深入りするかどうかはおいといて…)。
とにかく、この手のスキルや思考法とかは技術書と違ってすぐに覚えたりできるものではなく、日々意識して使ったり考えたりしていかないと身につかないものだと思うので、日々精進して地味に継続していこうとおもう。
他にも僕のような素人にもわかりやすいオススメの本があればどなたか教えてくださいませ。