僕はプログラマでありたいよ

こんにちはあたらしいじぶん

僕とVOYAGEと開発マシーン #vgadvent2012

先日、めでたく35歳定年を迎えました。
今は定年後の残り少ない余生をのんびりと仕事をして過ごしています。
さて、このエントリはVOYAGE GROUP エンジニアblog Advent Calendar 18日目として書いています。

何を書こうか考えていたのですが、ふとAdvent Calendarのリストをみると最近入社された方が多かったので、老害老害らしく昔のことでも語ろうと思います。
かなり内輪ネタになってしまって申し訳ないです。

■突然ですが

エンジニアとして働く上で、どんなPCで仕事ができるのか

個人差はあると思いますが、これってすごく大切ですよね。自分のお気に入りのマシーンで好きな環境を作って、あんなものやこんなものを入れて、検証したり、目新しいものを入れて他の人にドヤ顔したり、そりゃあもうモチベーションが違うわけですよ。

で、今VOYAGE GROUPに入社した場合、ざっくりと以下のマシーンが選択できるようです。

  • Mac Book Pro 17インチ corei7 8GB SSD250GB
  • Mac Book Air 13インチ corei7 4GB SSD250GB
  • Windows7 64bit ノート B5 (ThinkPad or Let's note) core i5 8GB
  • Windows7 64bit デスクトップ(Dell) 23インチモニタ core i5 8GB

※ノートの人は23インチモニタも希望すれば使えます。

もちろん、業務によって必要な環境が変わってくると思うので、その際は臨機応変に用意してくれます。
結構自由度が高く、かつ富豪スペックを用意してくれるのでテンション上がりまくりですね!

さて、そんな開発環境ですが、昔(僕が入社した当時)はちょっと事情が違っていて、運用コストなどの関係で(ホントの理由はよくわかってない)、結構保守的な環境だった時がありました。
その環境から今の環境になるまでを時系列で思い出しながら書いてみようと思います。

■2008年11月 入社期
僕がVOYAGE GROUP(当時は株式会社ECナビ)に入社したのは4年前の2008年11月。
当時支給されたPCはたしかこんなスペック

この時は、まぁこんなもんかな?と思った程度で、前職から使っていたmacが使えなくて残念くらいに思っていました。
ただ、モニタがデュアルモニタ当たり前の時代になってただけに、モニタに関しては結構不満があったのを覚えています。

■数ヶ月後 デュアルディスプレイ
17インチモニタをもう1枚ゲットしました。念願のデュアルディスプレイ
時期は詳しく覚えていないのですが、会社にも慣れてきたくらいのとき、他の同僚のPCをみるとデュアルモニタの人がちらほらいました。なんであの人達は使えて自分は使えないのかと、いつもの僕の軽いネタのようなノリで上司のs-tanno氏に文句を言ったところ、じゃあ◯◯達成したら(内容は覚えていない)用意してあげるよ、と言われ、必死になって達成したのを今でもよく覚えています。モニタ1枚にそこまでしなければいけなかった環境は御時世的にどうかと思うけど、今となっては良い思い出。人参をぶら下げられると必死になるのは、それはそれである種のモチベーションにつながりますね。
ただ、使っているデスクトップはデュアルモニタには対応しておらず、USBで2枚目を接続する方式をとっており、画質が荒かったり、レンダリングがもたついたりと結構不満を言っている人が多かった気がします。

■2010年5月頃 mac支給期
グループ会社のgenesixが立ち上がり、macが使われ始める。
genesixはiPhoneAndroidなどのスマホアプリを作る会社です。なので業務上macが必要なわけです。僕が使いたくて仕方のなかったmacを業務上必要だからという理由でみんなが使っている姿を羨望の目で見ていたのを思い出します。というか結構ブーブー言ってた気がしますw

■2010年12月頃 windows7 人柱期
windows7 64bit メモリ4GBの人柱期
この頃になると、macに関してはすっかり諦めていました。業務上特に必要がありませんでしたし。
とはいえ、さすがにXP 32bitでは3Gメモリの壁を超えられず、それどころか2Gのメモリで開発するのに限界を感じ、なんとかして64bit OSが使えないものかと画策していたところ、システム本部(全社のインフラ、社内設備を管理してもらっている部署、以下「情シス」)でwindows7 64bitの導入を検討しているとの噂を聞きつけて、真っ先に人柱になるから使わせてくれとお願いした記憶があります。ちなみにこのとき、windows7の人柱になったのは僕と、某ニフラムさんのふたりきりでした。結構普通に使えていたので、あまり人柱感はありませんでしたがw
また、この時期くらいに23インチのモニタが社内に普及し始めた気がします。

■2011年2月頃 環境改善プロジェクト期
環境改善プロジェクト発足!
エンジニアがより気持ちよく働ける環境とは何なのかをもっときちんと考えるためにCTOの小賀さん自ら陣頭指揮をとって、環境改善プロジェクトが発足しました。
情シスの方々が、見積りをとってくれたり、エンジニアのみんなにヒアリングしてくれてみんなのわがままを聞いてくれたり、小賀さんが偉い人たちに話を通してくれたりと、3歩進んで2歩下がる状態ではありましたが、ゆっくりでも少しずつ前に進んで行きました。そして今の環境の土台ができあがったのです。

■2011年7月頃 windows7 普及期
環境改善プロジェクトの成果を元に、windows7が全社的に導入開始されました。
windows機は比較的早く手配ができるためか、次々とwindows7が支給されていきました。
メモリ8GBのwindows7が、エンジニアのみならず、デザイナや、営業、ディレクターのみんなの手元に届いていくのを見るのはなんだか感慨深かったです。
この頃はまだ僕は人柱PCを使っていて、一足先に8GBのメモリを詰んだPCを支給されたみんなをうらやましがるだけのいやしんぼ状態でした。

■2011年10月頃 mac公式配布期
そしてついに念願のMacが公式配布が開始しました。
僕がチョイスしたのはMac Book Pro 17インチです。当初は23インチモニタをつなげていたのですが、抜き差しがめんどくさいのと解像度がmacよりも低いのでだんだんと使わなくなってしまったので、返却してしまいました。
今は身軽なMBP1台構成でとても満足しています!


というような感じで、今のステキ環境を用意してくれるようになったのだったと記憶しています。

とはいえ、僕はブーブー文句言ったりぎゃあぎゃあ叫んでいたりしただけで、実際に動いてくれた情シスの方々や、CTOの小賀さんにはとても感謝しています。ありがとうございました。
ということを伝えたくてこのエントリを書いたといっても過言ではないです。

最後にまとめると、僕のような一介のエンジニアでも、声を挙げることで、誰かが耳を傾け、同調して一緒に何かを変えようとしてくれる仲間がいるVOYAGE GROUPという会社はとてもよい会社ですというお話でした。

明日は @takkyuuplayer さんの番です。

※追記
最近ではメモリを16GBにしている強者もいるみたいです。豊かな時代ですね!

※さらに追記
今入った情報によるとMBP 15inc, Retinaを支給された猛者もいるらしいです。進化してる!