僕とLTと裸麺
読書感想文の書き方
僕は以前から本の感想をちょくちょくブログに書いているんだけど、ご存知のとおり上手に書けないので、僕がリスペクトしているライターの方に、
「読書感想文を上手に書くにはどうしたら良いでしょうか?」
と、ほんとに無責任な質問をしてしまったにもかかわらず丁寧で優しくご指導していただいたのが嬉しかったとの、改めて大切なことを教えてもらったので忘れないように貼っつけておく。
感想文って上手く書こうとするよりも、その人独自の視点があると面白いなあと思うので、その本のなかで面白かった/気になった部分はどこか?⇒それを「自分は」なぜ面白いと思ったのか? という流れでまずは考えてみるといいんじゃないでしょうか
(中略)
ほかの方が書かれた同ジャンルの感想文を見て、どういう部分がためになったとか、印象に残ったのか、などを覚えておくのもいいかもしれません。
(中略)
あとは自分がこの本を宣伝する/売るとしたら、どこをPRするか、みたいな。
僕は文章が下手な人の典型で、話をまとめるのが苦手で、いろいろ説明しようとしたり、思ったことをダラダラ書きすぎて文章が長くなって、たくさん書いたから変に満足してしまって、もう結局何が言いたいのかよくわかんない文章を書いてしまうので、アドバイスしていただいたことを意識してブログ(主に読了エントリ)書こうと思います。
(日記的エントリはダラダラ書きます。)
ありがとうをありがとう。
体年齢は27歳でした。驚きの若さ。
僕が勤めているVOYAGE GROUPにはサンクスカードという仕組みがありまして、普段は言えない感謝の気持ちを名刺サイズの紙に書いて、備え付けのボックスに入れておくと、翌月の頭くらいにCC(コーポレートカルチャー)室の郵便屋さんが相手に届けてくれるという仕組み。サンクスカードを多くもらった上位3人は、月初の全体朝会で表彰されるというもの。
お恥ずかしい話ですが、実のところ、僕はこれまでこの仕組みをロクに使っていませんでした。忙しいとか言うと完全に言い訳なんだけど、締め切りを忘れてしまったり(月末締め)、思い出した時にはタイミングが微妙(2ヶ月後くらいに今更言われてもねぇとかおもわれたくないし)だったり、お互いプロとして仕事してるんだから当然と思ってたり(傲慢!)して、なんやかんやで使っていませんでいた。まぁアレです、全部言い訳なんですけど。
で、そのサンクスカードを今年に入ってからちょいちょい書くようになりました。なぜ書き始めたのかっていと、僕は今年に入ってからちょっと新しい取り組みをはじめていて、チームでまとまって仕事をするというよりは一人で考えてみんなにいろいろ推進していくようなことをしている。その辺りの話をすると長くなるので端折ってしまうんですけど、なんていうかまぁ一人で仕事をすることが増えてきたのがきっかけのような気がする。もちろんみんなに相談したり、みんなで決めたりしているので全然一人ではないのだけれど、結局は一人だったりする。
一人になってみて気がついたことは、うれしいことや助けてもらったことに対してありがとうを伝えるのが難しくなった(あと機会も減ったような気がする)。もともと口下手で褒めること、感謝・感情を表現することがとても苦手なのでなおさらだ。チームの中にいればその場ですぐにありがとうと伝えることはできるけど、今はなかなかタイミングが難しかったりする。
そこで思い出したのがサンクスカード。
はじめは思いついた時、書きたいと思った時に書いていたんだけど、今は月末の締め切り前にまとめて書くようにしている。書きたいときに書くほうがそのときの感情を文章にしやすい、というか勢いでかけるので、それはそれで良かったんだけど、今はふりかえりも踏まえて、月末に1,2時間使って、一ヶ月間の出来事を思い出して、それについてサンクスカードを書くという風にしている。
月末に振り返るやり方は、僕には結構合っているみたいで、書くことが多い時はいいんだけど、少ない時は、みんなとうまくコミュニケーションとれてないかも?とか、あーこの人とあんまりからまなかったな、などと振り返ってみたり、あの人があの時こういうことをしてくれたことが僕を後押ししてくれて今に繋がったんだなぁとか、あの出来事があったから僕はまた少し成長できたとか、みんなにしてもらったことが血となり肉となってる実感を得て、翌月からまたがんばろうというリズムが心地よかったりする。
今月もまたサンクスカードの時期が来る。
今から楽しみである。
ありがとうをありがとう。
【読了】大規模サービス技術入門
[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 伊藤直也,田中慎司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今更ながら読みました。この本ははてなの夏のインターンで講義した内容を書籍にまとめた本らしい。
第1刷が2010年で、僕が買ったのは2011年の第3刷だった。技術の進歩は早いもので1年たてば枯れた技術になってしまったりするくらいなのだけれども、この本の内容は2013年の今読んでもとても参考になった。インターン向けの内容ってことは学生向けってことなんだろうけど、きっと学生時代の僕にはチンプンカンプンだったとおもうので、はてなのインターンに来る学生さんのレベルの高さが伺えますね。(僕と比べるのは学生さんに失礼だけど。)
中身は、大規模なwebサービスを運用する上で、はてなのサービスを例に挙げて、OS/メモリ/ディスクというところから、各レイヤのサーバのスケールアウト的な話、アルゴリズム/全文検索、DBの話など多岐にわたって、かなり幅広い。
この類の本は往々にして各カテゴリ毎で話が完結して、カテゴリ毎に読み切り的な内容になりがちなんだけど、この本の良いところは、大規模サービスという観点をぶらさずにそれぞれのカテゴリを説明していて、そのカテゴリの基礎的な内容+大規模サービスではどういうことを気にしなければいけないのかってことを教えてくれる。
あと章立ても良くて、前の章の内容を活かしながら次の章の説明をするので、理解が深まりやすいと思う。さすが講義。
個人的には、キャッシュのところと、サーバの冗長化/スケーラビリティあたりがあらためて勉強になった。キャッシュのところは、今までなんとなくキャッシュに載せればいいじゃん的なフワッとした理解(クズ)を実例、ケーススタディを元に、キャッシュに載せるとどれくらいIOが減るのとかを説明してくれるので理解が深まったとおもう。冗長化/スケーラビリティ的な話は、負荷が高くなったり、トラフィックが多くなった時に、単純に横に並べればいいじゃんではなくて、アプリ、DBなどレイヤー毎に対応は違っていたり、サービスの特性によっても対応は変わるよね的な内容などは、あらためてハラオチしたり勉強になったりした。
ちなみにこの本の中でちょいちょい触れられている「サーバ/インフラを支える技術」という本はもう少し深い内容で書かれている(きがする)ので、併せて読みたいところ。
[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)
- 作者: 安井真伸,横川和哉,ひろせまさあき,伊藤直也,田中慎司,勝見祐己
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日記的なあれ
はてなブログではてな記法
昨日はてなブログのシンタックスハイライトの使い方がわからないと言っていたので調べた。
http://staff.hatenablog.com/entry/2012/10/24/174507
普通にはてな記法使えるがな
class Hoge def say 'hello world' end end
情弱すぎました。すばらしい!
(でもダイアリー使うと思います)